BBS:尾ビレが動かない
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うちの金魚BBS飼育相談室6[0201:尾ビレが動かない]
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1: 尾ビレが動かない
01 : 名前:鈴葉 投稿日:2006/09/11(月) 17:24:20
初めまして。お盆明けから近所を買い始めた初心者です。
特に問題もなくスクスク育ってきた金魚の調子が悪くなってから気になることが増えてきました・・・
この掲示板を色々調べたのですが、原因がわからず、どうしたらいいのか困ってしまって書き込みすることにしました。

まずは隔離前の状況を書きます。

1.金魚の種類と年齢:オランダ獅子頭・琉金(3匹)・ランチュウ・丹頂 各当歳
2.購入場所:某ホームセンター(獅子頭・ランチュウ)・生花店
3.容器の大きさ:60リットル
4.同一容器の金魚の数と大きさ:6匹 5〜7cm
5.濾過装置とエアポンプの有無:水槽とセットで売ってた濾過装置(フィルター使用)・濾過ボーイS
6.水替えの頻度:週1回1/2ずつ交換


今回隔離した金魚の状況は
(隔離開始 10日前)
1.金魚の種類と年齢:オランダシ獅子頭 当歳
2.購入場所:某ホームセンター
3.容器の大きさ:25リットル
4.同一容器の金魚の数と大きさ:獅子頭のみ
5.濾過装置とエアポンプの有無:エアストーン(12cmぐらい)1本のみ
6.水替えの頻度:毎日1/2ずつ交換
7.その金魚の様子:隔離前は食欲もあり、他の金魚に追いかけられてる様子もなく、6匹の中でも活発な方だった。胸ビレのみで泳いでるようで、尾ビレは動かしていなかった。
8.異常の進行:尾の先が裂けたようになっていたが、塩浴と薬浴で裂け目は修復されてきた。修復されてくるのと平行して尾ビレの先に黒点のようなものが現れてきた。グリーンFでの薬浴を始めてから黒点が減ってきた
9.相談する前に既に施した対策:異常に気付いてすぐに隔離して、尾腐れ病と判断して0.5%塩水にアグテンを入れていたが、尾ビレに黒い点がいくつかあったので0.5%塩水にグリーンFリキッドで隔離中
10.その他:隔離してから絶食中

気付いた時にはもう尾ビレはほとんど動いていなくて、胸ビレだけで必死に泳いでる感じでした。
濾過機などから出てくる出てくる水流に流されるようなことが度々あったので、隔離しました。
隔離した時に、獅子頭の他に琉金1匹にも尾腐れ病のような症状があったので一緒に隔離したのですが、隔離してから4日後ぐらいに琉金が獅子頭を追いまわしてお尻のあたりをつついているのを発見して、即隔離しました。
その後、琉金は回復したので元の水槽(丹頂などがいる)に戻しました。

尾ビレの状態がだいぶ良くなったように感じたのですが、尾ビレの先の黒点が目立ってきたので薬をアグテンからグリーンFゴールドに替えて薬浴させてみたら黒点はだいぶ消えてきました。
たまに痙攣したような感じで尾ビレ・・・と言うよりも全身をブルブル震わせて前に進むのですが、基本的には胸ビレのみで泳いでます。
上手に泳げないせいなのか、体が斜めになったり、転覆しかけて一生懸命体勢を持ち直してることがよくあります。
背ビレは比較的立ってる方だと思います。(たまにペタッと寝てますが)
水槽の底の方でじっとしてることが多いです。
現在は、水槽の隅っこに尾を上にして縦にいることが多いです。

薬浴(0.5%塩水)を始めて10日ぐらいなのですが、尾ビレを動かす様子が一向にないのが気になります。
何の病気なのでしょうか?
主人と二人で頭を悩ませてます。
体力が落ちてきてるような気がするので、ココア浴させた方がいいのかなとも思うのですが・・・
主人は「このまま生かせておいても、魚としての本能(泳ぐこと)が出来ないのなら、すごく酷だと思う・・・楽にしてあげた方がいいのかなぁ」と言っています。
尾ビレはもう動くことはないのでしょうか?上記の件とは別件なのですが、最近1週間に2匹の割合で金魚が増えてます(主人が買ってくる)
主人なりに金魚のことを勉強したらしく、なるべく元気のいい金魚を買ってきてるのですが、1週間前に買ってきた黒出目金の片目が潰れていました。
出目金は動きが鈍くて餌を食べるのが下手なのは知ってたのですが、あまりにも他の金魚を追いかける(突っついてる訳ではなく、ついていってる)のでおかしいな?と思いよく見てみたら、片目の眼球の半円(透明)が潰れていました。
これも隔離して消毒や塩浴、薬浴などをするべきでしょうか?
もしするとなると、どのような方法がいいでしょうか?

どなたか相談に乗っていただける方いませんか?
本当に困っています。
よろしくお願いします。

出目金の件は別スレッドの方がいいのかぁ・・・

02 : 名前:鈴葉 投稿日:2006/09/11(月) 23:30:14
段々、獅子頭が弱ってきてるように感じます・・・
どなたかわかる方いらっしゃいましたら、教えてください。
どんなに些細な情報でもいいんです。
お願いします。

03 : 名前:金魚道楽 投稿日:2006/09/12(火) 00:59:00
 こんにちわ。金魚道楽です。

 いきなりの箴言で恐縮ですが、飼育をはじめるには予備知識なども含めて少々準備不足だったように思えます。
 また、御懸念の通り質問内容がやや分散傾向にあるので、レスがつきづらいのではと思います。
 治療は難しいかな、というのが正直な感想です。
 かなり衰弱しているようですし、塩水浴よりココア浴のほうが回復の見込みはあると思いますが……。
 デメキンは元気があるなら、抗菌剤での薬浴をしばらくなさるとよいです。目は再生しませんが生き続けることはできるようです。

 お役に立つとよいのですが、細かい点をいくつか。

 水槽のサイズに対して飼育数が若干多めです。ましてや、このうえ飼育尾数の追加を試みるのは無謀です。
 この環境では水換えの頻度そのものが足りていないと思われますが、加えて重要なのは、エサの量と掃除の仕方です。
 エサは、投入したぶんだけ確実に水を汚します。
 量が多ければ当然、水換えの回数も増やさなければいけませんし、砂利や濾材などの掃除の仕方にも注意が必要です。
 金魚は熱帯魚などとは異なり、大量のフンをするため定期的な掃除が欠かせません。砂利底から直接水を抜き取るようにして汚物(分解されたフン)を取り除かなければ、どれだけ水換えをなさろうとも適正な水質改善効果が得られません。
 電動式や手動式の専用クリーナー製品がございますので、未使用の場合には御購入を御検討くださいますよう。

 金魚、ことに丸手の優雅なヒレは、面積が広いだけに大変もろく、デリケートです。
 これは過密飼育によるニアミスや、強い水流に煽られる衝撃などで簡単に裂けます。
 裂けると、そこに雑菌が取り付き病気になりやすいため、トラブルを防ぐには水質管理と合わせて上記のことにも気を配らなければなりません。
 さらには、水温の変動にも弱い性質があります。
 水温ストレスは非常に恐ろしく、金魚の場合は真っ先にヒレに障害がきます(最悪の場合は直接エラに来て急死です)。初秋のこの折、水温は変動しやすいため、しかるべき対策が必要です。

 全身を震わせる、他の金魚に攻撃的、というところから推察致しますに、環境バランス不備によるアンモニアストレスや、過密状態の心理的ストレスが臨界点に近いのではないかと思われます。
 こういう場合、溜まり溜まったメンタル面のダメージが大きいので薬浴が逆効果になる場合も多く、往々にして治療失敗というケースもございます。加えて、あれこれ手を加えがたために体力の消耗を招いているとおぼしき点も、かなりの不安要素です。

 なんだか鬱になるようなことばかり書き連ねてしまいましたが、このようなことは初心者なら誰もが躓くことばかりですから、お気を落とさないでくださいね。
 これに懲りずに、今後も金魚ライフを続けてくださればと思います。

04 : 名前:鈴葉 投稿日:2006/09/12(火) 09:37:49
>金魚道楽様
ご返答有難うございます。
何とかしなければと思い詰めていて、文章が支離滅裂になっていました。
申し訳ございません。

まず、黒出目金の件ですが、隔離して抗菌剤での薬浴を昨晩より開始しました。
特に変化もなく悠悠自適に泳いでいるので、しばらく薬浴を続けた後、本水槽に戻そうと思っています。

獅子頭の件は、私の言葉が足りなかったようです。
攻撃的なのは獅子頭ではなく、一緒に薬浴させていた琉金の方です。(獅子頭は追いかけられる方)
1匹での薬浴になってから1週間が経ちますが、時折全身を震わせるような動きをします。
毎日の水替えの際は、熱帯魚用の水温計にて元々あった水温に極力合わせるようにしているのですが・・・。(前後1℃ぐらいの誤差です)
やはり体力が落ちているような気がするので、今晩よりココア浴を開始しようと思っています。
ココア浴については、他スレッドを参考にしてみようと思っています。


最後に水槽の件なのですが、これも私の説明不足でした。
1週ごとに 1/2水替え→全て排水して砂利と水槽の掃除(フィルターは掃除しない)→1/2水替え→フィルター・ロカボーイSの掃除(砂利・水槽は掃除しない。水替えもしない) のサイクルで行っています。
平行して、糞は見つけたときにすくい取るようにしています。
餌は、沈下型のものと浮型のものを合わせて 1回15粒程度(1匹2粒ぐらいの計算) 1日3回 与えています。
毎回、与えたら5分とかからず食べきってしまいます。
これでもやはり餌は多すぎるのでしょうか?

昔、実家でコメット(体長25cm程度(尾は除く)2匹を10年飼っていたり、現在も義母が別水槽で和金(10cm程度(尾は除く)を7匹飼っているので水替えなどの方法や餌の与え方等はわかっているつもりだったのですが、どうやら知識不足のようです。

お手数お掛けいたしました。
有難うございました。

05 : 名前:金魚道楽 投稿日:2006/09/12(火) 18:37:08
 相応の飼育歴のあるかたにキツイ意見をしてしまい、大変失礼致しました。
 丸手飼育と長手飼育では若干勝手の違う面がございますので、そこを重点にレスさせていただきます。

 コメットやワキンはひじょうに丈夫な品種ですので、彼らと同じ方法で飼育しても丸手には酷なことが多々ございます。
 1日3回の餌やりですと、個体によっては消化に負担を強いる場合もあると思います。
 先天的に長手並みの健康を授かっているものもいて、そういう幸運児は食生活も結構ラクなのですが、全体的にはあまり消化器系は強くありません。そのため丸手は、エサの品質にも相当敏感です。
 長手は喜んで食べるのに、丸手はなんだか調子が悪くなる……などというトラブルが起きやすいです。

 消化能力で劣る丸手の飼育では、エサは沈下性のみになさったほうが好ましいです。浮上性は空気が腸に運ばれてしまうため、転覆病や消化不良になりやすく、あまり適してはおりません。

 たいへん熱心に水換えをされているようで、頭が下がります。
 ひとつ心配なのは水温についてです。水温は1℃の誤差でもかなりのストレスになりますから、ピタリと合わせたほうがよろしいです。これもやはり丸手のほうが敏感です(^^
 丸手の場合は基本的な水換えスケジュールに加え、症状に応じて変則的な対応をなさるとより効果的に健康管理ができます。
 長手の場合、ちょっと体調が優れなくても絶食をしておけば自力で回復することも多いですが、丸手は+αの対処をしないと、自己回復力だけでは心許ないきらいがあります。消化不良気味の時には餌を絶って水を多めに換えたり、高温でバテ気味のときには水温を下げてみたり(低温下で元気のないときには逆を)、1日だけ塩水浴やココア浴を挟んでみたりなど、ダイレクトな対応で体調を整えて付き合ってゆかれるのもひとつの方法です。

 御参考になりましたら幸いです。 


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