BBS:尾ビレが裂けました
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うちの金魚BBS飼育相談室6[0145:尾ビレが裂けました]
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1: 尾ビレが裂けました
01 : 名前:ナミー 投稿日:2006/08/24(木) 16:26:56
こんにちは
金魚の尾ビレが裂けており、原因と対処で悩んでおります

1:金魚の種類と年齢
琉金
8月3日に金魚すくいですくってきました
2:購入場所
金魚すくい
3:容器の大きさ
51×26×30p(容量約36g)
4:同一容器の金魚の数と大きさ
琉金系4匹、約3p
5:濾過装置とエアポンプの有無
テトラワンタッチフィルター(外掛け)
6:水換えの頻度
8/21に立ち上げて換えていません
それ以前は食塩浴と薬浴で、ほぼ毎日1/3水換えをしていました
7:その金魚の様子
昨日から水槽の底でじっとしており、尾ビレが裂けています
8:異常の進行
すくってきた時に尾ビレに赤い筋があり、一週間薬浴(ハイ―トロピカル)しました
薬浴を中止すると尾ビレが白く濁り、再開して改善しました
そして、水槽を洗い新水に換え3日目で元気がなくなり、尾ビレが裂けていました
9:相談する前に既に施した対策
5gバケツで0.6%食塩浴
10:その他
こちらの過去ログを、検索したところ
『尾腐れでも裂けたようになる』
『消化不良で裂けることもある』等の意見がありました
薬浴を再開すべきか…
食塩浴で様子を見るべきか…
皆さんのご意見をお聞かせください

02 : 名前:金魚道楽 投稿日:2006/08/24(木) 17:17:59
 こんにちわ。金魚道楽です。

 5リットルで塩水浴をなさったのが一因ではと思います。
 4匹でその水量では、冬場でも拷問レベルかと(^^; 夏場では想像するのもこわいですね……。
 アンモニア中毒で内蔵をやってしまっている可能性が高いと思います。

 別のお見立てがつくかもしれませんので私見ですが、さしあたって塩水浴で体力の回復を待つのがよいように感じます。内臓系の場合ですと、なかなか回復してこない場合が多いですので、根気よく様子をみるようになると思います。
 36リットル級でも隔離治療には手狭ですから、できるかぎり水量を確保できる容器を確保なさるのがよいと思います。70リッター級の漬物樽とか、100リッター越えのタライなど、水槽以外にも安価な容器が利用可能ですので、御検討ください。
 とくに今後晩夏に向けては、昼夜で水温変化の幅が出てまいりますので、小さな容器ではその意味でも命取りになりやすいです。

03 : 名前:ナミー 投稿日:2006/08/25(金) 13:42:08
金魚道楽さん

レスありがとうございました

ご指摘のあった5gの食塩浴は、4匹すべてではなく、尾ビレが裂けた1匹に対して行いました
私の書き方が悪くて申し訳ないです
それでも、金魚道楽さんの仰るとおり水量不足ですよね
今夜、30〜40g入る衣装ケースに移します

昨夜(食塩浴24時間後)の様子ですが、バケツの底で横になっています
時折浮上しては、水面で横になりそのまま沈んでいきます
呼吸(口の動き)は一定のようです
糞はしておらず、鱗が逆立っていました…

金魚の様子から消化不良による松かさ病を疑い、食塩浴+薬浴+ココア浴を行いました
薬剤はハイ―トロピカル(サルファ剤)です
オキソリン酸剤も探してみますが…

金魚道楽さんのお見立てのとおり内蔵に由来する疾患のようです
小さい金魚なので、体力がもつか分かりませんが、出来るだけのことはしたいと思います

04 : 名前:金魚道楽 投稿日:2006/08/25(金) 16:35:56
 症状からすると、かなりいけない段階まで来てしまっているようです……。
 横になるなど、衰弱しきった金魚には、薬はトドメになる危険性が極めて高いです。
 つらいですが、覚悟だけはなさっておいたほうがよいかもしれません。
 はじめは誰でも経験する失敗ですので、お気を病まないでください。

 金魚は最初の導入時にきちんとトリートメントを行えば、すくいの金魚でも健康に育ちやすいです。
 逆にミスがありますと、体力がガタ落ちして病気になったり、後遺症を残しやすくなってしまいます。次回は、ぜひ余裕のある環境で養生させてあげてくださいね。

05 : 名前:ナミー 投稿日:2006/08/26(土) 07:35:14
金魚道楽さん

レスありがとうございます

昨夜帰宅したところ、金魚道楽さんのご心配のとおりになっておりました…
白い琉金で頭と尾ビレにオレンジが入っていて、可愛い金魚でした…
とても悲しいです

実はこの金魚の前にも3匹落としています
ある金魚飼育の手引きに『金魚1aにつき1g以上の水量が必要』
とあったので、3aが7匹だと21g以上あればよいと思っていました
導入は36g水槽で、10日間の食塩浴+薬浴をしました
皆、見た目の症状(尾ビレの血走りや濁り)は改善しました
しかし、その後3〜5日置きに1匹ずつ落ちていきました…
元気がなくなったと思うと1〜2日で悪化してしまうのです
水は毎日1/3換えていました
やはり水量が足りなかったのでしょうか?
他にも悪いところがありますか?
これ以上落としたくないので、ご指摘を頂けると助かります

06 : 名前:金魚道楽 投稿日:2006/08/26(土) 13:44:52
 残念でしたね。
 金魚はそれぞれ特徴があって愛着が大きいぶん、亡くなると切なさも大きいですよね。

 手引き書の件ですが、もしかするとその一節は、稚魚の飼育水量の目安かなにかを記してあるのかもしれませんね。
 オトナの金魚は、大きさや環境にも左右されますが、おおよそ1匹あたり10リットルの水が必要という定義がなされています。
 とくに夏場はこれ以下ですと、酸欠のおそれも出てきます。
 水温の高い時期には、酸素が水に溶ける限界値が減ってしまうからです。
 塩にも同じ特性があるため、塩水浴を行う場合にも、できるだけ大きな容器で行うのが理想的です。

 水量と酸素は、飼育環境においても密接に関係しています。
 金魚飼育になくてはならないバクテリア。バクテリアも生き物ですから、繁殖すればするほど酸素を消費します。金魚はとくにバクテリアのエサ(フン)をたくさん出しますから、どんどん繁殖しようとします。
 ために、手狭な環境ですと46時中低酸素の環境に陥りやすくなってしまいます。せっかくバクテリアに水を綺麗にしてもらっても、酸素の奪い合いで疲弊してしまっては、金魚もたまりませんね(^^;
 ほかにも水温の影響などを考えますと、10リットルラインはどうしても譲れないと思います。20リッターあれば、なお安心できます。

 酸素不足は水質を悪化させる直接の原因にもなるため、水量はとても大切です。
 こまめな水換えは、水質改善効果も高く金魚が大きく育つのですが、つねに水質変化に適応するべく体力を使ってばかりいるため、あまり長生きできないという話も耳にします。
 ゆったり暮らせるように余裕のある環境で飼うのは、金魚にも飼い主にも喜ばしいことだと思います。

07 : 名前:ナミー 投稿日:2006/08/29(火) 02:16:13
金魚道楽さん

レスありがとうございます

手引きですが、水槽に入っていた金魚の飼い方なるパンフレットの記述でした
水槽セット直後の魚の数の目安として、魚1a=水1gが目安
と表記されているので、稚魚ではないと思われます

他スレ(トリートメントについて)の金魚道楽さんのレスを読んで、このように考えました
魚1a=水1gは健康な金魚が住める最低限のラインであり、
病魚をトリートメントや薬浴するには、大量の水が必要である
また、日常の管理においても、水量には余裕があった方が良いと…

また、バクテリアによる酸素の消費や水換えによる体力の消耗などは、
考慮していなかったので、大変勉強になりました
そう言えば、何かに水換えを頻繁に行うと病気に弱いという記述もあったような…

金魚道楽さんのアドバイスやこちらのサイトの過去ログ等も参考にして、
生き残った金魚を大事に育てていきたいと思います
ありがとうございましたm(__)m


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